こんにちは、たくまろです。
今回は、統計学を専攻していた僕が、実際に読んで分かりやすいと感じた、統計学のための演習書を紹介したいと思います。
特に、数理統計学のように計算が伴うようなものは演習をした方がよいです。
それでは、何を基準に演習書を選べばよいのでしょうか?
そのようなポイントを踏まえて、今回は個人的おすすめの4冊を紹介したいと思います。
演習書って何で選ぶべき?
演習のために使うものってどのような基準で選べばいいのでしょうか
例題が充実しているか
という点が重要なポイントだと思います。
おそらく、演習というのは一人でやることが多いと思います。そんな時、答えに導いてくれるヒントをくれるのが、例題です。
例題の問題を理解しながら、読み進めていくことも重要な演習です。
そこで今回は、例題がしっかりとした統計学演習の本を4つ紹介したいと思います。
主に、大学の2,3年で扱う(数理)統計学で使えるような演習書をそろえてみました。
統計学演習
価格:3,654円 |
説明と例題と演習の量がちょうどいいのでおすすめです。
よくある数理統計学の教科書に沿った流れになっています。
確率の基本性質→特殊な分布→標本分布→点推定・区間推定→検定→回帰
というベーシックな流れで、講義の復習にピッタリですね。
値段は高めですが、例題と演習問題がほぼ同じ数用意されているため、とても良心的な作り。
基本的な事項を中心にしているため、サクサク解けると思います。
難しすぎず、簡単すぎないちょうどいい問題設定が、あなたの統計力をアップさせること間違いなし!
数理統計学の演習なら、ピッタリの一冊です。
入門・演習 数理統計
価格:3,850円 |
私が学部生の時に使っていた本です。
上記の本と内容が似ている本ですが、こちらの方がより詳しい内容に踏み込んでいます。
完備十分統計量/効率/UMVUE/最強力検定
といった、やや難しめの内容にも触れています。
教科書や講義だけでは理解できないような内容の一助になること間違いないです。
とはいっても、ほとんど基本的な内容なので、難しい部分は飛ばして読んでも、さほど遜色ないです。
より、専門的なことを理解したい時に役立つ演習書といえるでしょう。
明解演習 数理統計学
価格:2,640円 |
この本は、公式や大事な数式を使って、例題を解いているため、大事なポイントを容量良く学ぶことができます。
覚えなきゃいけない、定理や定義が分かりやすいので、テスト前の勉強で使うと良いかもしれません。
あと、たまに出てくる独特なイラストが面白いです。
要点を抑えて学びたい人におすすめの一冊です。
詳解演習 確率統計
価格:1,980円 |
詳解演習ライブラリシリーズの確率統計の本です。
最大の特徴は価格が安い点ですね。
比較的リーズナブルな価格設定で、ほとんど例題の解説にパージが費やされています。
(高校数学のチャート式みたいな感じです)
そのため独学で統計学を学びたい人におすすめです。
ただ、解説が多めなので、その分問題数は上記の物に比べると少なめです。(物足りない?)
解答の書き方から、教えてほしい方におすすめの一冊で、速習しやすいです。
まとめ
今回は、統計学のための演習書を紹介しました。
一緒に統計学の入門書を読むと、定着率が高くなります。
良かった、ご覧ください。
【初心者におすすめ】はじめての統計学におすすめの本【統計学入門書】
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