新品で未使用なのに、どうしてこんなに買取価格が安いのだろう?そう思った方は多いのではないでしょうか?買取査定をして、予想よりも値段が安いと思った人はおよそ9割です。今回は、買取価格が安くなる理由について3つ紹介したいと思います。
買取価格安い理由とは?
アウトレットが存在する
9割以上のブランドは、アウトレットが存在します。アウトレットとは、売れ残った商品を定価より安い金額で販売しているお店の総称です。アウトレットで買えない商品だとしても、アウトレットが存在するブランドだと、定価よりかなり安くなってしまいます。
たとえば、アウトレットのあるCOACHとアウトレットがないLOUIS VUITTONで定価と中古相場を比べてみましょう。
出典:COACH
出典:ヤフオク
COACHのフラップウォレット(58307)です。定価は¥49,500ですね。ヤフオクでの、中古相場を箱付きで大体5000円前後と言ったところでしょうか。
それでは、似たような価格帯でLOUIS VUITTONの財布はどうでしょうか。
出典:ルイ・ヴィトン・ナビ!
出典:ヤフオク
LOUIS VUITTON のポルト・バルール・カルト・クレディ(N61823)です。ヤフオクでのは本体のみでも10000円を超えてきます。
COACH:フラップウォレット(58307)
¥49,500→¥5,000
LOUIS VUITTON:ポルト・バルール・カルト・クレディ(N61823)
¥50,760→¥12,000
と言った具合に大分、落差があります。一概に、すべてのアイテムで当てはまりませんが、アウトレットがあるブランド品は定価より安くなりやすいです。ではどのようなブランドだと、アウトレットがなく資産価値があるのでしょうか?筆者もすべてを把握はしていませんが、真っ先にに思い浮かぶのは
LOUIS VUITTON、CHANEL、Hermes
の三大ブランドがオススメです。限定品や生産数がすくないものだと、定価よりも高くなります。値段はやや高くなってしまいますが、資産としての価値があり持っていて損がないでしょう。
シーズンが違う
冬物の古着を夏に売ったり、夏物の古着を冬に売ったりすると安くなります。在庫をあまり抱えたくないので、すぐに出品できない古着は安く買取されやすいです。
また、使用期限が近いチケットや、賞味期限が近い酒類も買取価格が安くなりやすいので注意が必要です。
販売しにくい物
例えば、大きな工具や家具、需要が乏しい工具などの、オークションサイトを使っても送料が高くなりそうなものは、あらかじめ送料分を差し引いた買取価格になりやすく、非常に安いもしくは買取不可能な場合もあります。
また、ギャランティやインボイスがないシルバージュエリーも安くなってしまいます。シルバー製品の真贋は正規店でも難しいことがあり、ギャランティやインボイスがないと本物か偽物判別するのも非常に難しいです。このような場合、店側もリスクを負いたくないので、消極的な買取価格になってしまいます。
パーツ交換などで社外品が使われている
修理やオーバーホールなどで、パーツ交換をすることがあります。正規店での修理を行えば、値段は高いですが純正部品で修理やオーバーホールをすることが出来ます。非正規店での修理だと、純正パーツがない場合が多いので、似たような素材で代用をします。ぱっと見ではわからないですが、よく調べればわかるので、こういった場合は当然、買取価格が安いです。
バックなどの修理だと、どこを修理したか覚えていることが多いですが、オーバーホールではどこが変わっているのかよくわからないと思います。よくあるのが、竜頭やばね棒が非正規品になっており、修理に出した本人もどこが修理されているか気づいていないことがあります。社外パーツが使われているか、修理の前後で確認する必要があります。
最後に
買取価格が安くなるのは理由があります。単純に状態が悪い場合や欠品がある場合以外にもさまざまな理由があります。値段が安くならないような工夫一つで、買取価格が大きく変わります。読んでいる方、ご参考になれば幸いです。