こんにちは、たくまろです。
今回は、統計学を専攻していた僕が、実際に読んで分かりやすいと感じた、はじめて統計学を学びたい人向けの、おすすめの本を5つ紹介したいと思います。
はじめて学ぶ本が難しいと、それだけで嫌になってしまいますよね…
僕も、はじめて統計学に触れた本が、読みにくい本でとても苦労しました。
この記事では、体験談も含めながら、紹介していきます。
これから、本を選ぶ方は、ぜひとも参考にしてみてください!
完全独習統計学入門
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価格:1,980円 |
よくある統計学入門の本で、挫折してしまっている人におすすめです。まさに、入門書の入門書と言っても過言ではありません。数学の知識がなくても、統計学を使ってみたい人におすすめの本となります。
この本は、数学の知識を必要としないにも関わらず、検定やパラメータ推定のような内容を網羅しています。
アバウトな表現があるため、専門的ではありませんが、数式がない分、初心者にも読みやすいです。
統計学の図鑑
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価格:2,728円 |
この本の良い点は、ことばの意味や定義を一つ一つ丁寧に説明している点です。
例えば、「割合」や「平均」といった馴染みのある単語でも、図や表を用いて説明がされているので、より深い理解をすることができます。
もちろん、簡単なものばかりではありません。「母集団」や「分布」など統計学で現れるような専門用語も分かりやすく説明しています。
推定や検定などは扱っていませんが、その代わりにベイズ統計学にも触れています。
どちらかというと、大人よりも中高生向けに、分かりやすい内容になっています。
今後、学校教育に統計学やデータサイエンスの分野が増えることが予想されるので、教科書や参考書にも最適ですね!
ビジネスで本当に使える 超 統計学
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ビジネスで本当に使える 超 統計学【電子書籍】[ 村上知也 ] 価格:2,178円 |
一般的な統計学の教科書では、体系的に教えることが多いと思います。
なので、どうやって使うのかイメージが湧かないことが多いです。
しかし、この本では、具体的な問題に対して、統計学をどのように使うか?ということに注目しています。
「経営不振のラーメン屋をどうやって立て直すか?」をテーマに、ビジネスで使えるような統計学の使い方を教えてくれます。
ただ、統計学を学ぶだけでなく、どうやって使うのか知りたい方におすすめの本です。
統計学入門
(東京大学出版会)
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価格:3,080円 |
今までの本は、どちらかというと読み物として言葉による説明が多かったです。
ここでは数学的にちゃんと定義された本を紹介したいと思います。
この本は学部の2年生ぐらいで初めて、初めて(数理)統計学を学びたい方におすすめの1冊です。
どうしても、ちゃんと数学的に定義しようとすると、線形代数や微積分の知識が必要にはなります。
この本は1つ1つの概念を数式だけでなく、言葉による説明も丁寧に補足されています。
一つ一つの概念をじっくりと解説して、必要知識を付けさせてくれます。
統計学の基礎から学ぶ Excelデータ分析の全知識
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統計学の基礎から学ぶ Excelデータ分析の全知識(できるビジネス) [ 堅田 洋資 ] 価格:1,980円 |
理論的な部分よりも、実際にPCを使って解析したい!という人におすすめの本になります。
統計学で使うプログラミングといえばRやPythonだと思いますが、環境設定が大変なので、はじめて統計解析をするならExcelがおすすめです。
Excelもライブラーが充実しているので、大体の統計解析はできると思います。
この本では、具体的な操作方法のみに言及しているので、コンパクトかつ読みやすい構成になっています。
分析業務がはじめての方に是非とも読んでもらいたい1冊ですね。
ほかにも
書籍選びは自分のレベルにあった本を見つめるのが大切です。
ほかにも、統計学に関するおすすめの本を紹介しています。
良かったらご覧ください!!
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