【初学者に読んで欲しいおすすめの本】科学の方法の紹介【統計学入門】

こんにちはたくまろです。

今回紹介するおすすめの一冊は、中谷 宇吉郎著の『科学の方法』です。

Aあまり、新書を紹介することはないのですが、インパクトのある言葉がたくさん書かれていたので紹介します。

自然科学をこれから学ぶ、理系の大学1年生や高校の先生などにも読んで欲しい一冊です。

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『科学の方法』の概要

自然科学や工学、医学、生物学、情報学などの科学における方法論(統計学を含む)を学ぶ前のモチベーションについて、教えてくれる本です。

特にこの本では実験や観察の大切さ、それから統計的な概念を常に持ち続ける必要性について、書かれています。

どのような分野においても、実験などで導かれた結果を保証してくれる方法が必要です。このような保証ができないと、全ての現象が偶然の産物になってしまいます。

科学の方法を使いこなせるようなエッセンスがこの本には詰まっています!

この本の流れは1科学の限界、2科学の本質、3測定の精度、4質量とエネルギー、5解ける問題と解けない問題、6物質の科学と生命の科学、7科学と数学、8定性的と定量的、9実験、10理論、11科学における人間的要素、12結び、となっています。

『科学の方法』おすすめポイント

Point1:統計学の重要性を述べている

この本の冒頭において、

ただ、科学の効果というものは、こういう予測されない問題についても、その範囲をだんだん狭めていくところにある。そういう意味では、非常に強力なものであって、科学の力によって災害を減らすことはできるが、それには統計の概念を常に持っている必要がある。

と述べられているように、なにごとにも統計学が必要であることが述べられています

もちろん、統計学を専門にしていない人でも、その重要性をわかってもらえるような具体例をあげて、統計的な精度保証の重要性が述べられています。

数式よりも、文章を駆使した説明で数学が苦手な文系の方でもイメージがしやすいです。

Point2:科学に対して否定的な部分もある。

私は、高校生の時は大学に入って数学を学べば、様々な現象を数式で記述できると思っていました。

しかし、自然科学というものは未知なものが多く、数式で書くことができる現象は、理想的な環境下のもので成り立つということを実感しました。

この本でも、似たようなことが書かれており、”科学は万能ではない”という考え方がよく現れます。
実際、この考えは共感する部分が多く、理論と現実は全くの別物であることを教えてくれます。
科学の限界というものを明示して、現代科学の現実についても言及されています。

Point3:新書なので、数学が苦手でもOK

この本は、専門書というよりは読み物に近い本です。
そのため、数式が苦手も問題ないです。
むしろ、この本は数学を避けていた人にこそ読んで欲しいと言っても過言ではないです。
現代科学において、数学的な評価がどれだけ重要かわかるはずです。

まとめ

今回は、おすすめの一冊ということで中谷 宇吉郎著の『科学の方法』を紹介しました。
Takumaro’s blogでは他にも初学者向けの分かりやすい本を紹介しています。
良かった、ご覧ください!!

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